質問にお答えします!「転職サイトは使わない方がいいですか?」
こんにちは(^^)
わたしらしい、HAPPYなナースライフをサポート♡
manaです。
さて、みなさんは看護師を辞めたい、今の職場が合わないと考えた時、まず何をしますか?
「看護師辞めたい」と検索する
転職サイトを検索する
求人広告や求人サイトを検索する
といったところでしょうか?
転職サイトを検索して、「登録してさらに詳しく求人を探す」というボタンから登録すると、すぐに電話がかかってきてビックリしたという経験がある人もたくさんいるのではないかと思います。
で、よく「転職サイトは使わない方がいいですか?」というご質問や、「おすすめの転職サイトはどこですか?」というご質問をいただくことがあります。
結論から言うと、転職サイトは複数登録して上手に使いましょうとお伝えしています。
私も以前転職サイトに複数登録していましたが、希望条件に合わない案件を紹介されたり、毎日のように電話がかかってきて「ここは当社から1人も辞めていません!」と圧してきたり…
そもそも転職会社のキャリアサポーターと呼ばれる人たちはナースではないので、どこまで現場の内情を把握しているのかとか、それぞれの施設がどんな仕事内容なのかとか、わかっていなくて当然だと思うんです。
「おすすめの…」「滅多に出ない求人で…」と理由をつけて勧めてきますが、それがその人に合っているとは限りません。
大事なのは、自分が納得して決めることです。
今の職場の何が嫌で、何がクリアできたらストレスが少なく働けるのか
どんな看護をしたいのか、何を大切にしたいのか
どんな道に進んでいきたいのか
理想の働き方は何か
など、まずは譲れない条件を書き出して整理することから始めましょう。
譲れない条件を明確にすることで、より具体的に要望を伝えることもできます。
そして、面接や見学は気になる所はどんどん行き、それぞれを比べることも大切です。
そして一番大切なことですが、内定は断ることができます。
え!断ってもいいの?と思ったあなた!
はい、断れます!!新卒で内定辞退できるのと同じように。
だって、選ぶ権利はこちらにありますから。
もし、必要以上に特定の病院や施設を推し進めてきたり、「経験が浅いのでここしかないですね~」と言ってきたり、何かおかしいと感じることがあれば、「今の職場を続けることにしたので…」など上手く断っても全く問題はありません。
求人提供だけしてもらって、自分で問い合わせるのも全然アリです。
というか、転職サイト経由で来られるのを嫌がる病院や施設もあるので、直接応募の方が歓迎されることも多々あります。
「自分が前に進むための転職」なので、賢く使っていきましょう!
では、最後にポイントを⭐
- 転職サイトは複数登録して、それぞれの求人や対応を比べる
- 会社主導にならないように、自分のポリシーをしっかり持つ
- あせらず、ひとつひとつ納得して進めていく
- 何かおかしいと感じることがあれば、上手く断る
- 必要な部分だけ、上手く利用する
いかがでしたか?
転職を考えている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
現場レポート~回復期リハビリ病棟で学んだこと②~
こんにちは。
ご訪問ありがとうございます(^^)
さて、自らの経験をリアルにお伝えする現場レポート⭐
今回は回復期リハビリ病棟の続きをお送りします。
日に日に回復していく患者さんたち~回リハ看護のやりがいと難しさ~
回復期リハでは、患者さんが日に日に回復していく姿をたくさん見させてもらうことができます。
車イスで来られた患者さんが、歩行器歩行になり、4点杖になり、1本杖、退院時には独歩で帰られる方もいます。
そして、私が1番印象的なのは、最初は経鼻栄養だったのがミキサー食から刻み食へ、そして1口刻みへ…とだんだん経口摂取できるようになっていく過程に関わらせてもらうことでした。
「○○さん、来た時はエレンタールやったのに…!」
「こないだまで車イスやったのに…歩いてる!!」
と、人間の回復力の素晴らしさを感じられることが、回復期看護の醍醐味と言えます。
前回の記事にも書いたように、リハビリ目的のため患者さんは朝から夕方までリハビリをされていることが多いです。
その日の担当患者さんに夕方までお会いできなかったということも多々あります、苦笑
看護師の仕事はというと、VS測定や観察、ケア、創傷処置、入浴介助、食事介助、経管栄養とそこまで多くはありません。
ただ、受け持つ人数が多いので(だいたい15~20名くらい)、1人1人の疾患や状況を把握するのが慣れるまでは大変でした。
そして多くはありませんが、急変もあります。
脳出血後の再出血、再梗塞、骨折後の転倒…
状態は落ち着いている患者さんがほとんどですが、看護師としてはやはりこの患者さんにはどんなリスクがあるのか、急変兆候はないか…とアセスメント力は必要です。
数ヶ月かけてリハビリを進めながら退院後のことを一緒に考えていくことも看護師の仕事です。
特に脳血管障害後の患者さんではリハビリをしても麻痺が残り、受容できずにリハビリが進まない方もいます。
そのような方に対してどんな声かけや関わりをすればいいのか、悩むこともありました。
そこが難しさではありますが、時間をかけて関係を築き、少しでも良い方向に向かっていってもらうためのサポートができるのも回復期ならではです。
コミュニケーションを取ることが好きな人、回復過程に関わっていきたい人にはおすすめです。
ぜひ、気になった方は探してみてくださいね。
何か参考になれば幸いです(^^)
現場レポート~回復期リハビリ病棟で学んだこと①~
こんにちは。
ご訪問ありがとうございます(^^)
今日は、これまで私が経験してきた現場についてお送りしていきます。
第1回目は、2年目で転職した回復期リハビリ病棟で感じたことや、やりがい、難しさetc.リアルにお伝えします⭐
回復期リハってどんな感じ?
回復期リハビリ病棟は、急性期の治療を終えてから、もう少し自宅に帰るまでにはリハビリが必要な患者さんが転院、院内に急性期病棟もある場合は転棟されてきます。
対象の患者さんは、大腿骨頸部骨折や脳血管障害など、厚生労働省で定められています。
詳しくはこちらに書かれているので、ご参考までに。
回復期リハビリテーション病棟|回復期リハビリテーション.net
私は1年目に働いていた急性期や地域包括ケア病棟で患者さんをお見送りするのが辛く、回復していく患者さんと関わっていきたいと考えて転職しました。
転職してまず驚いたのが、患者さんの年齢が幅広い!
整形外科を経験したことがある人なら普通のことかもしれませんが、骨折した高校生からトラックの事故に遭ったおっちゃんから、はたまた自宅で転倒したおばあちゃんから…
入院期間が2ヶ月、3ヶ月という方も多いので、若い患者さん同士が和気あいあいとお話しされている姿を見るのも新鮮でした(笑)
地域や病院によっては老年期の患者さんが多いという所もあるかもしれないので、もし気になる方は「年齢層はどうですか?」と聞いてみてもいいかと思います。
そして、病棟にリハビリスタッフがたくさん出入りしていることも特徴です。
看護師サイド、リハビリサイドそれぞれからADLのアップ、車イスから歩行器へ…など情報交換しながら、患者さんのケアを考えていきます。
一般病棟よりもリハビリスタッフとの関わりが多いので、車イス移乗のコツやリハビリがない休日にできる簡単なリハビリの方法も教えてもらえたり…
歩行介助も上手くなります✨(後から実感しました、笑)
あ、ついつい長くなってしまいました💦
看護師の仕事については次回お話しすることにしましょう。
では、今日もよい1日を(^-^)/~~
質問にお答えします!「最初は急性期で働いた方がいいですか?」
こんばんは。
♡わたしらしいHAPPYなナースライフをサポート♡
manaです。
今日から、少しずつではありますが実際にたまごサロンにいただいた質問や疑問にお答えしていきます。
あくまで個人的見解なので、参考程度にしていただけたらと思います。
今日のテーマは、学生さんからのご質問。
最初は急性期で働いた方がいいですか?
私が学生の時もよく聞いていたフレーズですが、最初にどこの病院に就職するか悩む学生さんは多いのではないでしょうか?
「私は急性期を極めたい!」と初めから迷いなく急性期を選べる人はいいのですが、実習などで「急性期は向いてないかも…」と感じたことがある人、慢性期や精神科、在宅看護に関心のある人は不安があるかもしれません。
結論からお話しすると、急性期での経験が絶対に必要ということはありません。
じっくり看護がしたいと慢性期を選ぶ人や、最近では訪問看護を選ぶ人も増えてきています。
もちろん急性期ではバイタルサインをはじめとする基礎的な看護技術を学ぶ機会が多く、処置や検査もたくさんあるので経験しておくに越したことはないですが、どこの領域でもそれぞれ学べることは違います。
働いてみないとわからないことはたくさんあるので、悩んでいる人こそいろんな病院の見学やインターンシップに参加して、自分はどんな看護がしたいのか、将来どんな道に進みたいのか、教育体制は整っているのかなど「譲れないポイント」と照らし合わせて選んでもらいたいです。
急性期~在宅までローテーション研修制度を設けている病院もあるので、どうしても決めきれないという人や自分が何がしたいかわからないという人は探してみてはいかがでしょうか?
初めから慢性期に行くと何も学べない、精神科に行くと潰しがきかないという話をよく聞きますが、何年か働いてからスキルアップのために急性期に転職している人はたくさんいます。
私のように急性期で働いてみたけれど、合わずに違う分野に転職する人もたくさんいます。
何年働いていても全く初めての分野に転職したり異動したりすれば、また新しいことを学んでいく必要が出てくるのはどこでも同じです。
最初に就職する病院はもちろん今後ナース人生を歩んでいくうえで大切ですが、そこの病院がすべてというわけではありません。
あせらず、「自分に合いそうな所」を探していきましょう⭐
はじめまして
はじめまして。
わたしらしいHAPPYなナースライフをサポート♡
manaです。
私は、高校生の時に出会った看護師さんやドクターを見て、「自分も人を支えられる仕事に就きたい」と看護の道を選びました。
たくさんの課題やハードな実習をなんとか乗り越え、国家試験に合格して、 やっと憧れのナースになれた!!
と喜べたのも束の間…
待っていたのは予想以上にハードな業務に厳しい上下関係。
患者さんとコミュニケーションを取ることを大切にしていきたいと考えていたのに、長くお話ししていると「なんでまだ他の仕事が終わっていないのに話してたの?」と責められる日々…
そして、超マイペースで理解するまでに時間がかかる私は、なかなか上手くタイムスケジュールを組んだりイレギュラーなことに対応することができず、同期が独り立ちしていくなか、自分だけがいつまでも置いていかれている状態でした。
看護師に向いていない
もうしんどい。辞めたい…
と毎日考えるようになり、ついに半年目で1ヶ月休職しました。
休職後は病棟異動させてもらい、なんとか1年目は終えることができたものの、その後も休職、退職、転職しては休職を繰り返していました。
どこに行っても、つまずくところはいつも同じ人間関係か仕事ができない自分が嫌になるかで、なんで上手くいかないんだろう…と、ついに今年初めに看護師を離れることにしました。
少し離れてみて、今まで上手くいかなかった一番の理由は「自分を認めてあげられていなかったこと」「他人の目線を気にしすぎていたこと」だと気付きました。
そんな自身の経験を、少しでも同じように悩んでいる新人ナースをはじめとする若手ナースに伝えていけたらと、
ナースとナースを目指すひとのためのたまごサロン
を始めることにしました。
看護師の横のつながりを増やし、ひとりひとりが「今の自分でいいんだ」と自分を大切にして、わたしらしいHAPPYなナースライフを歩んでいけるようサポートしています。
このブログでは、新人時代の実話や病院以外の職場で学んだこと、転職サイトを使わずに転職活動を進める方法など、主に看護学生や新人ナースを対象にした記事をアップしていきます。
少しでもみなさんのお役に立てたら嬉しいです。